workflow

製作にあたっては丈夫で長く使えるよう、かつ完成度が高く美しく仕上がるよう、一工程一工程手を抜かず丁寧に精度よく作りこんでいきます。以下にその大まかな流れをご紹介します。

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1.選材

適切に乾燥された無垢木材の中から材料となるものを製作物に合わせて厳選します。「いい」木とめぐり会えますようにといつも願っています。

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2.木取り

選んだ木材のどの部分でどの部材を取るか。全行程および仕上がりまで大きく影響する大事な工程です。

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3.加工

墨を付けては切る、削る、穴を開けるといった作業を繰り返し、各部材を作り込んでいきます。ここでの加工精度は製作物の丈夫さや最終的な完成度を左右します。

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4.組み立て

出来上がった部材を組み立てて形にしていきます。できる限り「ホゾ」などの木組みの方法で丈夫に接合します。組み立ては単純な作業に見えますが、実は様々なことに気を使わねばならない難しい工程のひとつです。

仕上げ・研磨

5.仕上げ・研磨

組み上がった製品全体を点検しつつ磨き上げていきます。美しい完成度と気持ちのいい手触りが生まれるよう、人の手で確認しながら丁寧に行います。

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6.塗装

布やハケで丁寧にオイルを塗り込んでいきます。しっかりと拭き取った後、数日乾燥させます。乾燥・研磨・オイル塗りを繰り返し、最後にワックスで仕上げます。とても時間のかかる工程ですが、無垢材の味のある表情が現れ、とても滑らかな肌触りになります。(plainでは、100%天然原料のオイルフィニッシュを基本としています。)

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7.完成

長い道のりを経てようやく完成です。色々な手間と時間がかかっているのです。輸送中にキズにならないよう梱包しお客様のもとへ届けます。